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「Qiita」とは?特長や使い方、読み方や注意点を解説するよ。
「Qiita」ってたまに見るけど…
プログラミングの学習しているなかでググる=Google検索を重ねていくと「Qiita」というサイトを見つける機会があります。
なんとなくプログラマーやエンジニア用のサイトであると理解はできつつも、いったいどのようなサイトであるかは知っておきたいものですね。
今回はこの「Qiita」について解説します。
「Qiita」の読み方は?
まず「Qiita」の読み方ですが、
《キータ》
です。
以下にオフィシャルサイトの解説を転載します。
2011年の秋、Qiitaはプログラマ向けのQ&Aサービスとしてリリースしました。サービス名を決めるにあたり、Q&AサービスだからQから始まってAで終わる名前にしようということで考えた結果、いくつかの候補の中からQiitaというサービス名が生まれました。リリース後に試行錯誤を重ね、現在はQ&Aサービスではなくプログラミングに関する情報を共有するサービスへと変化してきましたが、現在も同じ名前を使い続けています。
「Q&AのサービスだからQから始まってAで終わる名前に」というのが原点であり、現在は情報共有サイトに軸足を変えつつも、名前は使い続けているという背景なんですね。
この他にも「聞いた=キータ」もひとつの由来という説もありますが、公式にはその見解は記載されておらず、憶測の域は出ていません。
「Qiita」はどんな特長があるサイト?
「Qiita」は一言で言うとどんなサイトなのでしょう。それは、
《エンジニアが自分の持っている技術情報を共有するサイト》
となります。
自分の知っている情報を公開することで誰かの役に立つといいな、という「技術情報共有サイト」。自分が知り得たテクニックをちょっと披露する場所、という言い方もできますね。
プログラミングというジャンルにある「さまざまな正解」「無数の方法」「とっておき情報」「裏技」「注意喚起」などを投稿し合って、お互いに作業効率を上げたり成長していこうという、有益なサイトです。
どれくらい人気あるの?
Qiitaは2020年時点で「毎月700万人」を超えるユニークユーザーが訪問するサイト。
毎月「6000万PV」のページアクセスがあり、記事は毎日300件以上投稿されています。
まさに国内最大級のエンジニア向けのWEBメディアであり、日本国内のエンジニアにとってはお馴染みのサイトと言えるでしょう。
「Qiita」はいつ生まれたの?
誕生は2011年。
当時大学生であった海野弘成さんらが公開したのが始まりです。
全くの別物で、違う開発者が作った新鋭の類似サイトとして「Zenn」がありますが、こちらは2020年に始まったサービスとなっています。そういう意味では「Qiita」は歴史あるサイトとも言えますね。
「Qiita」は日本人向け?
日本で生まれたサービスで、サイト内の投稿は日本語で占められています。
Qiitaの英語版というものは存在しません。
海外では、例えばDEVなどQiitaに似たサイトがあったりします。
プログラミングの勉強を進めていくと、日本語では調べるのはもちろんですが、より早く最新の情報を求めだんだんと英語でも検索をするようになります。
その際には英語でのQiitaの類似サイトも見つけることができるでしょう。うまく併用していきたいものですね。
アカウントの作り方は?
普通に「記事投稿・閲覧」するだけならアカウント作成も使用も「無料」。特別な「Qiita TEAM」などの企業向け有料サービスを導入しない限りは無料で活用できるので安心です。
まずQiitaを知り、使いこなすにはアカウントを作ってしまうのが手っ取り早いのでやってみましょう。
ユーザーになると、自分が欲しいプログラミング言語の投稿の収集を自動化できたり、とても便利になるので、以下にアカウントを作成の手順をご紹介します。
【手順①】ユーザー登録
Qiitaのトップページからユーザー登録できます。登録は以下の4通りから可能。
「メールアドレス」
「GitHub」
「twitter」
「Googleアカウント」【手順②】興味のある情報を選択
興味のある情報を選定できます。プログラミング初心者であればとりあえず「HTML5」「CSS3」「PHP」「jQuery」を抑えておくのが良いでしょう。
もちろん後から追加や削除が可能です。
【手順③】メール認証
手順①②を終えるとそのままQiitaを使えてしまうのですが、ここで忘れてはいけないのが「メール認証」。
登録したメールアドレスに「認証URL」が届いています。認証を完了させましょう。
下の画像のように、メールアドレスの認証が一発でうまくいかない場合はありますので注意してください。
【注意点】一度使った認証URLは1回開くと無効になるので、何度か認証メールを自分に送信し、やり直しましょう。
【手順④】プロフィール設定
メール認証を終えると、自分のプロフィールが設定できます。
任意ですが、自身が運営しているサイトやブログ、所属企業名や居住地、自己紹介やSNSのアドレスを記入しましょう。
【手順⑤】Googleアナリティクスの設定もできる
自分のページの来訪数等を知るのに、Googleアナリティクスも設定可能です。
希望する場合は「QiitaでGoogleアナリティクスを設定する手順」を参照し、設定しましょう。
【手順⑥】二段階認証やミュート設定も可能
この他にも、アカウントの設定画面からは二段階認証やミュート設定などの設定が可能です。
以上でQiitaのスタンバイは完了となります。
「Qiita」の使い方は?
Qiitaの基本的な使い方についてご説明します。
使い方は以下の3つです。
①投稿する(記事を書く・質問する)
②LGTM(=いいね)する
③記事をストック(=保存)する
では、以下に解説していきます。
①投稿する(記事を書く・質問する)
パソコンでは画面右上の「投稿する」ボタンから、スマホでは上記画像の一番右側のボタンから操作できます。
ボタンを押すと「記事を書くか/質問するか」を選ぶことができます。
目的によって使い分けましょう。
②LGTMする
記事を読む際にパソコンでは左側に、スマホでは左下に出てくるボタンです。
SNSでよくある「いいね」ボタンです。かつてはそのまま「いいね」でしたが、2020年3月に「LGTM=Looks Good To Me」となりました。
Qiita運営としては「記事を読まずにいいねする習慣が身受けられたので、Qiitaの理念に基づき、ちゃんと読んで自分にとって有益だと判断した際に押して欲しい」という思いがあるとのこと。
なおLGTMという言葉の由来ですが、これは「エンジニアがコードレビューをする際に用いるワード」。エンジニア界隈では比較的一般的な言葉であることから採用されています。
③記事をストックする
記事を読む際にパソコンでは左側に、スマホでは左下に出てくるボタンです。
保存しておきたい記事アカウントにアーカイブできる機能です。ストックする際に自分でフォルダも作成でき、フォルダ名も決めることができます。
言語ごとや内容別にフォルダを分けておくと、管理しやすいですね。
「Qiita」使用時の「12の注意点」
Qiitaを使う際に注意すべき点についても、把握しておきましょう。
Qiitaのコミュニティガイドラインにも書いてありますが、渡航する際に最も大事なことは「エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い記事を書こう」ということ。
エンジニアが興味を持つものではなく「仕事や学習に活きる有益な情報」ということです。
両者は微妙な違いにも見えますが、単に話題性だけあるネタや不確定なリーク情報を投稿するのではなく、Qiitaは「エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い記事を書こう」が主軸になります。
では、下記にガイドラインにあるヘッドラインを記載します。
①エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い記事を書こう
②読み手にとって適切な表現を心がけよう
③みんなが読んでも理解できる記事を書こう
④参考にした記事は参考文献として記載しよう
⑤記事の価値はみんなで高めよう
⑥誹謗中傷や差別的表現を含む記事、犯罪行為の助長になる記事は禁止
⑦個人情報の取り扱いは慎重に
⑧著作権を侵害しない
⑨肖像権やパブリシティ権を侵害しない
⑩宣伝や販売を主目的とした記事は投稿しない
⑪Organizationとして振る舞う時も、コミュニティガイドラインに従おう
⑫記事に対して思うことがあったら報告をしようQiitaのマナーは書籍『Team Geek―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』に掲載されている「HRT」という概念が元日なっています。
HRTとは、
✔ Humility(謙虚)
✔ Respect(尊敬)
✔ Trust(信頼)以上を示す言葉。感謝と尊敬を持って、また著作権や肖像権の侵害にも気をつけて投稿する。宣伝や販売を目的とした投稿をしない。
自分がQiitaに投稿する前に「12の注意点」に抵触していないかを確認したうえで行動しましょう。
エンジニアの仕事=ググる
ベテランのプログラマーでも中堅のSEでも、駆け出しエンジニアでも。
エンジニアの大切な仕事のひとつが「ググれる」ことです。
わからないことを、精度の高い検索方法でGoogle検索する。そのためには、検索ワードの選定はもちろん、どのようなワードで組合せて検索するかも大事ですが、検索にはまだまだテクニックがあります。
「タイトル検索」や「OR検索」「完全一致検索」に「除外検索」などなど。
さまざまな、エンジニア的ググり方については『プログラマーに必要な検索力とは?ググる検索テクニック「11選」』をチェックしてみてください。
そのような検索の過程で、今回ご紹介した「Qiita」も頻繁に目にすることとを思います。
有益な情報は1時間かかる仕事を5分で終わらせてくれる「魔法」でもある。「Qiita」はもちろん「Zenn」など情報サイトやエンジニア系のサイトやブログなどから、自分の勉強や仕事を助ける正確な情報を抽出できるようになりましょう。
なおZennについては特集している『「Zenn」とは?Qiitaとの違いや使い方を解説するよ。』をどうぞ。
メンターを「借りる」サービス?
プログラミングの学習途上は、無数の「わからない」にぶち当たってしまうもの。
しかし質問形式のチャットでは質問さくせい自体がおっくうだったり、解決までにやりとりも発生します。また動画教材は自学自習なので、なかなか理解までに時間がかかり、自分のやり方が正解なのかも不安になるものです。
これら、最近流行りのプログラミング学習の問題を解決するのが当サイト「メンタレ」です。
プロのメンターが、今のあなたの課題を把握したうえで、その壁を突破するための実践的な「講座」を行います。各個人の課題やニーズによって、教える内容が変わるというわけです。
専任の講師がつき、あなたのために「マンツーマン」で講義をします。講師が毎回変わることがないのも、安心です。
先述のように、観るだけの動画教材や独学のためのオンライン教材ではありません。配信側には手間がなく、受講側にデメリットが多数生じるサービスでもありません。
メンタレは、挫折率の高いプログラミングの独学や、学校に通っていてさえも学習を挫折するケースを救済するために生まれたサービス。
専門性が高すぎるジャンルであ「プログラミング」で、挫折の原因をつぶし、応用学習や仕事にずっと使えるスキルを鍛えます。
独学の方、初心者の方、一度挫折している方など「メンタレ」を一時的にご活用ください。